相続の基礎知識

 最近「終活」という言葉を良く聞くようになりました。それと同時に相続への関心が高まり、当事務所でも相続のお問い合わせが大変増えています。

 そこで、本ページでは相続の基本的な事項について、解説させていただきます。皆様の相続に関する疑問に少しでもお答えできれば幸いです。


【本ページの目次】

 

 

相続人は誰になるの?遺産はどれくらいになるの?【法定相続人・法定相続分】

 多くの方が気になるのが「相続人は誰になるのか?」「どれくらい遺産を貰う権利があるのか?」ということです。

 まず、前提として亡くなられた方が遺言を残していたり、相続人の全員で話し合い(この話し合いの結果を「遺産分割協議」といいます。)をし、その合意が出来た場合、原則、遺言や遺産分割協議のとおり相続がされます。

 一方、遺言も無く遺産分割協議もなされないようなときのために、民法には「この人にこの割合で遺産を分けましょう」という決まりがあります。

 そして、その相続人のことを「法定相続人」、その相続分のことを「法定相続分とそれぞれ呼んでいます。

法定相続人及び法定相続分」の詳しい解説についてはこちら

 

相続人には必ずならなくてはいけないの?【相続の承認と放棄】

 相続はプラスの財産だけでなく、マイナスの財産(借金など)についても引き継ぎます。

 相続人は、そのまま財産を引き受けること(単純承認)、プラスの財産でまかなえる範囲で、マイナスの財産も引き受けること(限定承認)、プラス・マイナス全ての財産の引き受けを拒否すること(相続放棄)の3つの選択が可能になります。

・「相続の承認と放棄」についての詳しい解説はこちら

 

本来は遺産を貰えるはずなのに、貰えないのは納得できない…【遺留分】

 遺言がある場合、原則、遺言のとおり相続は行われます。

 しかし遺言により、法定相続分の財産をもらう権利があった人が、全く財産を貰えなくなってしまう可能性もあります。

 そこで民法ではこのような場合に備え、「一定の相続人」に対し、「一定割合の相続財産を確保する権利」を主張することを認めており、これを「遺留分」と呼んでいます。

・「遺留分」についての詳しい解説はこちら