エンディングノート

 「終活」という言葉が普及するとともに、「エンディングノート」を手に取って作成してみようという方が増えてきております。

 エンディングノートは「相続の事前準備」という一面もありますが、「ご自身の残りの人生を有意義に過ごす羅針盤」ともなり、大変有意義なものです。しかしながら、「エンディングノートを書いてみようとしたけれども、途中で書くのをやめてしまった・・・」という声を良く聞くことも事実です。

 そこで、本ページでは「エンディングノートを書くコツ」という点にも触れながら、エンディングノートとは何か、エンディングノートの注意点は何か、ということについて解説していきます。


【本ページの目次】

 

エンディングノートとは何か

 エンディングノートとは、一般的には「人生の終盤に起こりうる万一の事態(病気や死亡)に備えて、治療、介護、葬儀などについての自分の希望や、家族への伝言、連絡すべき知人のリストなどを記しておくノート(HP「コトバンク(https://kotobank.jp/)」より一部引用)」と言われております。

 そのため、エンディングノートについては「自分のためではなく残された家族のためもの」「病気や死への準備のために残すもの」というようなイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいます。

 もちろん上記のようなイメージも誤りではありません。

 しかしながらエンディングノートは「残された家族」や「病気や死への準備」のためだけではなく「自分のためのもの」でもあり、「残りの人生を充実させる」ためのものでもあるということをご存知でしょうか。

 例えば、エンディングノートには「ご自身の昔の夢」や「家族とまだ実現できていないこと」等の項目を記載できるものがあります。このようなことを考えていくと、「今までの人生でやり残したこと」が明確になっていきます。そしてその結果、やり残したことを少しずつ実現していくことができ、ご自身の人生がより充実したものとなっていきます。

エンディングノートは残りの人生を充実させるためのものでもあります

 

 繰り返しになりますが、エンディングノートは「自分のため」にもなり、「残りの人生を充実させる」ものにもなりうるのです。

 せひ、エンディングノートにそんな新しいイメージを持っていただきながら作成していただけると幸いです。


エンディングノートの注意点

 エンディングノートには法定効力がありません。書いた内容に法的効力を持たせたい場合は、遺言を残す必要があります。

遺言の詳細はこちら


エンディングノートを書くコツ

 エンディングノートを書く際の心構えは下記のとおりです。ぜひエンディングノートを書く前に心に留めていただければ幸いです。

  • 興味があるところ、書きやすいところから書きましょう
  • 書くことができる部分だけ書きましょう。無理に全て書こうと思わないでください。
  • 「書き直しても大丈夫」という気持ちで書いてください。気持ちはその時々で変わるものですから、書き直すことを前提に考えましょう。

 

 「まずは気軽に書いてみる」ということが大切です。

 勉強や大変なお仕事と一緒で、最初に手を付けるのはとても面倒に感じると思いますが、書き始めると、思った以上に筆が進んでいきますので、まずは書き始めるということが大切です。